今回はDX超合金魂の発売も発表された根強い人気を持つロボットアニメである「超電磁マシーンボルテスV」の関連商品を紹介していきます。
5台のバトルマシンが合体して完成するコン・バトラーVに続いて1977年の6月から放送が開始されました。
ボアザン星の科学長官であるラ・ゴールと地球の科学者の剛光代を親に持つ健一、大次郎、日吉の3人と剛光代の恩師でもある浜口博士の孫の一平、地球防衛軍の岡長官の娘のめぐみの5人が、ボルテスVに乗り込み、地球侵略を開始したボアザン帝国に戦いを挑む物語です。
ボアザン帝国の地球征服軍司令官は剛兄弟と血を分けた兄弟であるハイネルであったり、父がボアザン帝国に捕らわれているなどの一筋縄ではいかない大河ドラマ風の物語が人気を博し、フィリピンでも支持されています。
スーパーロボット大戦などのゲーム作品にも度々参戦していて、幅広い年齢層にも人気の本作品の関連商品を映像ソフトから紹介していきます。
![超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) [DVD] 超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51TZ8-9Y-UL.jpg)
超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) [DVD]
- 発売日: 2006/12/08
- メディア: DVD
ビデオは傑作選方式のものが3巻、1993年には初の全話ソフト化となるLDが発売され、2006年にDVDが発売されました。
全40話だけでなく、放送当時に発売されたちびっこムービーという玩具の映像なども収録されていて、映像特典も充実しています。
2015年に発売された単品版のDVDで、全4巻です。
DVDボックス収録の映像特典は第4巻に収録されています。
ボックスと単品版に映像特典の違いはありませんが、描き下ろしのイラストを使用した収納ケースが付いてくるので、ボックスの方がオススメです。
次はCDを紹介します。
- アーティスト:水木一郎,堀江美都子,ブレッスン・フォー,コロムビアゆりかご会,こおろぎ’73
- 発売日: 1996/01/20
- メディア: CD
こちらのCDはコン・バトラーVとともにオープニング・エンディングテーマが収録されている8センチシングルです。
中古で500円前後で取り引きされることもありますが、8センチシングルが再生出来ないプレーヤーも増えてきたのが難点です。
ボルテスV以外にもグレンダイザーやコン・バトラーVなどのロボットアニメの主題歌や挿入歌を収録した一枚。
色々なロボットアニメの歌を集めたいなら、とてもオススメのCDです。
日本コロムビアが権利を持つアニメ作品の主題歌を集めたCDシリーズの第2弾にボルテスVの2曲が収録されています。
グレートマジンガーやライディーンなども収録されていますが、大半がバカボンやラスカルなどのファミリー向けアニメです。
色々なアニメ作品の主題歌を集めたい、もしくはこの年代が好きな人向けだと思います。
ここからはBGMやドラマを収録したCDを紹介します。

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(20) テレビオリジナルBGMコレクション 超電磁マシーンボルテスV
- アーティスト:TVサントラ,水木一郎,堀江美都子,こおろぎ’73,コロムビアゆりかご会
- 発売日: 2003/09/25
- メディア: CD
アニメや特撮作品のレコードや廃盤になったCDを低価格で再発売したシリーズ。
BGMだけでなく、主題歌のTVサイズも収録しています。
ボルテスのBGMが堪能できる唯一のCDなので、ファンであれば押さえておきたい一枚です。
主役を差し置いて、ハイネルがジャケットを飾っています。
1979年頃に発売されたドラマを収録したレコードをCDにて復刻したものです。
レコードも放送終了後に発売され、CDもスパロボにまだ未参戦の時期の1995年に復刻発売されており、本作品の根強い人気が伺えます。
物語の最初と最後のダイジェスト的な内容で、後日談や番外編というわけではないので、DVDがあれば必須では無いかもしれませんが、ビデオがまだリリースされていない時はとても貴重な一枚だったと思います。
次は関連書籍を紹介していきます。
メカニックやキャラクター、ストーリーの紹介やスタッフのインタビューなどを掲載していて、ボルテス単独の書籍では一番充実した内容です。
こちらでもハイネルが表紙を大きく飾っていて、本当に人気があるのがわかります。
長浜忠夫氏が監督を手掛けた、コン・バトラーV、ボルテスV、ダイモス、ダルタニアスの4作品を紹介した書籍。
キャラクターやメカニック、ストーリーの紹介やスタッフのインタビュー、巻末には関連グッズの紹介もあります。
コミカライズ版の解説などもあるので、資料性が高い一冊です。

コン・バトラーVボルテスVダイモスアンソロジー (アクションコミックス)
- 発売日: 2003/02/28
- メディア: コミック
スーパーロボットマガジンVol.3掲載の作品と新たに描き下ろされた新作で構成されたコミックアンソロジーです。
スーパーロボット大戦参戦作品の描き下ろしコミックシリーズの一冊で、ハイネルの妹やボルテスVIIが登場する第41話やコン・バトラーとダイモスと共闘するオリジナルストーリーなどが収録されています。
ボルテスVの第41話は、後述するビクトリーファイブの単行本にも再録されています。

- 作者:長谷川裕一
- 発売日: 2011/03/07
- メディア: コミック

- 作者:長谷川裕一
- 発売日: 2011/03/11
- メディア: コミック
クロスボーンガンダムなどでお馴染みの長谷川裕一氏が手掛けた、コン・バトラーやボルテス、ダイモス、ダルタニアスが活躍するクロスオーバー作品です。
本作品に繋がりがあるボルテスVの第41話も再録されています。

- 作者:長谷川裕一,「勇者ライディーン」(東北新社),「超電磁ロボ コン・バトラーV」(東映),「超電磁マシーン ボルテスV」(東映),「闘将ダイモス」(東映)
- 発売日: 2010/12/07
- メディア: コミック
勇者ライディーン生誕35周年を記念して月刊コミックラッシュに連載された作品で、全7巻が発売されています。
ライディーンが主役ですが、ビクトリーファイブの続編でもあるので、ボルテスVももちろん活躍します。
続いてフィギュアを紹介していきます。

超合金魂 超電磁マシーン ボルテスV GX-31V (40th Anniv.) ボルテスV (超合金40周年記念Ver.) 約250mm ABS&PVC&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2015/01/17
- メディア: おもちゃ&ホビー
40周年を記念して、アニメをイメージしたカラーリングに変更したボルテスVの超合金魂です。
分離・合体が出来るボルテスの超合金魂は3種類あり、本製品が一番オススメです。
RESPECT FOR VOLT IN BOX版と同様にノーマルバージョンよりも劇中のイメージに近いボルテスバズーカとチェーンナックルが付属し、重戦車への変形も出来ます。
パーツの関係で鷹メカの合体が出来ないのは残念です。
また、カラーリングが好みのわかれるところだと思います。
それでも数あるボルテス玩具の中でも出来の良い商品です。

超合金魂 超電磁マシーン ボルテスV GX-79 ボルテスV F.A. 約180mm ダイキャスト&ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
分離・合体は出来ませんが、ダイナミックなアクションポーズが可能なボルテスの超合金魂です。
金額のわりに付属品が少ないのは残念ですが、ここまでの可動域を持つボルテスのフィギュアは中々無いのでオススメです。

DX超合金魂 VOLT IN BOX 超電磁マシーン ボルテスV 約360mm ダイキャスト・ABS・POM・PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 発売日: 2020/12/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
マジンガーやコン・バトラーに続いて、DX超合金魂でボルテスVが発売されます。
サイズは約36センチで、合体はもちろん、健一のセリフや主題歌・BGMを収録したボルテスVの玩具の決定版です。
かなりの高額商品なので、僕は購入出来ないかもしれませんが、ビッグファルコンをイメージした台座やガトリングミサイルが両手分付属するのもとても魅力的です。

Action Toys MINI ACTION FIGURE 超電磁マシーン ボルテスV 全高約150mm 塗装済み 可動フィギュア
- 発売日: 2019/09/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
約15センチのミニサイズながら、合体とアクションをこなすフィギュアです。
丁寧に扱っていても、破損しそうな間接やパーツなので、合体・分離を繰り返すのは止めた方が良いかもしれません。

ACTION TOYS ミニディフォルメシリーズ ボルテスV 全高約130mm ABS製 塗装済み 可動フィギュア
- 発売日: 2019/08/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
デフォルメデザインで合体を再現できるフィギュアで、意外と可動もするので、様々なポーズを取らせられます。
分離状態のボルトマシンもかわいく仕上がっています。

ベストポージングコレクション スーパーロボット編 ボルテスⅤ 単品
- メディア: おもちゃ&ホビー
マジンガーやコン・バトラー、ダイモスとともに箱入りのトレーディングフィギュアとして発売されたボルテスVのフィギュアです。
ボルテスのフィギュアはそのほとんどが必殺武器の天空剣を構えたポーズが多いので、超電磁ゴマを再現したフィギュアは珍しいです。
造形・塗装ともに良く、オススメです。
次からはボルテスVが登場したゲームをいくつか紹介します。

新スーパーロボット大戦 PlayStation the Best
- 発売日: 1996/12/27
- メディア: Video Game
様々なロボット作品が共演するスーパーロボット大戦シリーズでは珍しいリアル等身でロボットが描かれた作品で、ボルテスVが初参戦した作品です。
コン・バトラーとセットで参戦することがほとんどなので、ボルテス単体なのも珍しいと思います。
ゲームアーカイブスでも配信されていましたが、現在は配信を終了しているため、今から遊ぶにはソフトを購入して遊ぶしかしありません。
2000年から展開されたスーパーロボット大戦αシリーズの第1作目で、デフォルメデザインでの参戦はこの作品が初めてです。
ドリームキャスト版ではコン・バトラーとの合体技が初めて追加されました。
スパロボαシリーズの外伝作品で、序盤から登場するので、活躍の機会も多いのですが、基本はいるだけ参戦です。
αシリーズで初めてプレイステーション2で発売された作品です。
ダイモスとのクロスオーバーもあり、ベルガン将軍が初登場します。

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ PlayStation 2 the Best
- 発売日: 2006/06/08
- メディア: Video Game
αシリーズの最終作で、コン・バトラーとダイモスとの合体技が登場します。
携帯ゲーム機の作品に初参戦となったゲームボーイアドバンス用ソフトで、後にPSPでリメイクされました。
コン・バトラーとダイモスも参戦しているので、初めて長浜ロマンロボット3作品が共演した作品でもあります。
2002年にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されました。
原作再現は少ないですが、超電磁スマッシュというαのドリームキャスト以来の合体技が追加されています。
ゲームボーイアドバンスでリリースされた4つめの作品です。
原作再現も多いですが、コン・バトラーも積極的に絡んでの再現なので、新鮮味があると思います。
ニンテンドーDS用ソフトとして発売された作品です。
原作終了直後の設定なので、いるだけ参戦なのですが、マクロスFのキャラクターと良く絡むので出番が多いです。
1992年にファミコン用ソフトとして発売された双六のようなゲームで、ボルテスVが初めて登場したテレビゲームです。
ニンテンドウ64用ソフトとしてリリースされた格闘ゲームです。
遠近に対応できるバランスの良い性能で使いやすいです。
2001年にゲームボーイカラー用ソフトとして発売されました。
ピンボールのゲームですが、精神コマンドが使えるなどの独自性があり、敵キャラクターとして、ナマズンゴなども登場します。
関連商品の紹介は以上です。
中々ボルテスV単独のCDや書籍は発売されていませんが、長浜ロマンロボットシリーズとして、他の70年代のロボット作品よりは商品化に恵まれていると思います。
2020年1月にフィリピンで実写でのリメイクも発表され、現在もフィリピンでも人気があります。
もしリメイクが実現すれば、日本でもさらに盛り上がりを見せるかもしれません。
これからのボルテスVの活躍に期待です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!